確認できた成長
野菜の種苗を植えてから、今日でちょうど1週間。
野菜たちの様子はどうでしょうか?
少しは成長してくれているでしょうか?

キュウリ、トマト(大玉・ミニ)、ナスの苗の背が明らかに伸びています!!
ナスには花が咲いていました!!
ナスの花を初めて見ました。
トマトの実も少しですが、確実に大きくなっています。
トウモロコシは種を植えていたのですが、芽がでていました!

1週間でこんなにも成長するのですね!
なお、先日雨が降ったのですが、その時、すずめは「おっ、これは畑の野菜が喜ぶかな?」とふと思いました。
雨を喜び、野菜の成長を楽しむ。
すずめの内面にも変化の芽がでてきたのかもしれません。
誘引(ゆういん)作業
毎週水曜と日曜の午前中は、管理してくださっている方が畑に来ていて、色々と教えて頂くことができます。
まずは、トマトの苗の誘引作業について教わりました。
誘引作業とは、野菜の主茎を支柱に結び付けて固定する作業のことです。
誘引をする目的は以下のようなことです。
- 茎を伸ばしたい方向に導く。
- 風や実の重さで苗が折れるのを防ぐ。
- 花や実がつきやすくなるようにする。
管理の方に教えて頂いて見てみると、トマトの枝・茎で既に折れている箇所がいくつかあります。
そういえば、この1週間の間に風が少し強い日がありました。
今日も少しでています。
農業は日光や水などに留意するイメージはありましたが、風にも要注意なのですね。
野菜たちはこれからも結構なスピードで成長していき、それにつれて茎や枝は太くなっていきます。
そのため、誘引作業は成長を加味して、茎・枝を傷つけないよう留意する必要があります。
支柱と茎・枝の間に少し余裕をもたせて、麻縄で8の字をつくって結んできました。
今日はトマトの苗の誘引をしてきましたが、ナスの苗ももう少し成長してきたら、誘引する必要がでてきます。
手がかかるなぁ、まったく。ウフフ
芽かき(摘芽)作業
次に、トマトの苗の芽かき作業についても教わりました。
芽かきとは、不必要な脇芽(わきめ)を摘み取る作業のことです。
脇芽とは、主茎と葉っぱとの境目にでてくる芽のことで、「側枝」とも言います。
芽かきをする目的は以下のようなことです。
- 脇芽への養分の分散を防ぎ、主茎・枝になる花実を充実させる。
- 採光性を良くして、光合成の効率をあげることで、実の色づきを良くする。
芽かきのこの考え方、すずめが最近読んで感銘を受けたビジネス本「がんばらない働き方」「エッセンシャル思考」で学んだ考え方と同じです。
心から達成したいと思う目的(主茎・枝になる花実の充実)を明確にして、その実現のために必要ではないもの(脇芽)はなるべく削り、生活をシンプルにする。
面白いなぁ。
なお、芽かきをする上での注意点は、「茎の下部の方の脇芽だけを摘み取り、(まだこれから成長していく)上部の方は残しておく。」ということです。
主茎・枝が折れたりした場合に、脇芽が主茎・枝に代わり、成長していく可能性を残すためだそうです。
心が豊かになる雑談
青空の下、管理の方から誘引や芽かきについて教えて頂きながら、雀が暮らしている地域の農業に関する動向を教えて頂いたり、そのことについて、住民の一人としてどう思うか等、楽しく雑談することができました。
「こんな話、オンラインではきっとしないな。」
「不要不急の用件でのコミュニケーションって、心が豊かになるなぁ。」
としみじみと感じた休日でした。
来週の日曜(5月16日)は新たに3種類の野菜(枝豆・インゲン・小松菜)の作付けをする予定です。
楽しみが続きます!