ビニール袋で傘をかけてみた結果
令和3年6月20日(日)
雨が当たると、トマトの実が割れたり、傷がついてしまう‥。
なるべくキレイなトマトに育つよう、透明のビニールの傘をかけてみてから1週間が経過しました。
先週は雨の日が続いたため、雀が畑に来るのは1週間ぶりです。
畑を一目見て、何だか様子が大きく変わったのを感じましたが、まずは、トマトにかけたビニールの傘が風で飛んでしまってないか、キレイなトマトが実っているかを確認してみると‥。
おっ、何だか良い感じ!!
大玉トマトには多少の傷がありますが、全くの野晒しだった先週までと比べると、実が割れていませんし、キレイなものが実っています。
ミニトマトは売り物にしても良さそうなくらい、ピカピカなものが実っています。
早速収穫してみました!!

収獲祭は突然に!!
トマトだけでなく、他の野菜も収穫したのですが、予想していた収穫量を遥かに超えていますし、キュウリとナスはサイズが大き過ぎ!!
1週間も畑に来ないと、こういうことになるのですね!?
聞いてはいましたけど‥、初体験です!!
指導してくださっている農家の方からは
「実がここまで大きくなってしまうと、茎や枝にストレスがかかり過ぎてしまうから、やはりもっと小さいうちに収穫した方が良いですよ。」
「雨が降っても、野菜の成長は待ってくれないからねぇ。」
とのアドバイスを頂きました。
はいです‥。雨の日が続いても、週に2回以上は畑に来たいと思います。
そして第2形態へ
「割れていない、なるべく傷のないキレイなトマトを育てる」という目的はある程度クリアできたのですが、課題が新たに見つかりました。
青いトマトの実にビニール袋を被せて傘をさすようにする作業は、手間がかかり過ぎて大変なのですが、収獲する際の手間もすごくかかるのです。
収穫する度に一度さしたビニールの傘を外して、まだ青い実には改めて傘をかけ直す作業が発生するのです。
これからトマトの収穫が本格化していくし、トマトを含めて20種類の野菜を育てるのに、それはちょっと‥。
どうしたものかと考えていると、お隣さんのお隣さんの、そのまたお隣さんの畑が気になることになっています。

おそらく目的は雀と同じです。
「どうやったのですか?」と伺ってみると、透明のテーブルクロスを100円ショップで買ってきて、被せて洗濯バサミで留めただけだそうです。
雀が悩んでいた手間の問題を劇的に改善!!
効果的かつ効率的!!
いったい何者!?
伺ってみると、東京都三鷹市の「野菜づくり体験事業」にもう5年も参加されている大先輩でした。
成功している先駆者はマネるべし。
農作業を一度中断して帰宅して、近所の100円ショップに行って同じものを購入。
改めて畑に行って作業して、雀の畑は第2形態に変態しました。

明日からまたしばらく雨が続く予報ですが、これで雀のトマトは安心です。
しかし、これは最終形態ではありません。
トマトの茎が高く成長していくにつれて、すぐに第3形態になりそうです。
そして、気付いたのですが、これ、最終的に行き着くのはビニールハウスなのでは‥?
トマトをハウス栽培ではなく、露地栽培しているプロの生産者っているのでしょうか?
何かメリットはあるのでしょうか‥?
(ビニールハウスの設置や維持にかかるコスト以外で。)
またの機会に調べてみたいと思います。
本日(6月20日)の農作業
雀は5月2日に初めて野菜の種苗を植えて、現在のところ、育てている野菜は13種類です。
トマトの管理作業の他にもするべき作業はあります。
ナスもだいぶ成長してきたので、新たに支柱を立てて、誘引作業を行いました。

トウモロコシは根元から2本生えているものが目立ってきた為、細い方を間引きしました。

雀が育てているカボチャは、同じ場所で、同じ条件で、他の方達が育てているカボチャと比べて、明らかに成長スピードが遅いので少し心配していたのですが、日が経つにつれてその差が大きくなっています。
「ただの大器晩成なのでは」と期待していましたが、このままでは手遅れになってしまいそうです。
指導してくださっている農家の方に相談して、追肥をしました。
↓ お隣さんが育てているカボチャ

鬱蒼と茂っています。
↓ 雀が育てているカボチャ

同じ場所で、同じ苗を育てているのに、この差は何でしょう‥?
農家の方のアドバイスで、チッソ(葉肥)を多く含む肥料を追加しました。
チッソは、主に茎や葉っぱを育てる成分だそうです。
そして、雑草の除去も行いました。
野菜の急成長に負けないくらい、むしろそれ以上に雑草も成長していました。
雑草の除去と芽かき(摘芽)作業は時々まとめてやるのではなく、こまめに少しずつやるべきですね‥。
良い品質の野菜がたくさん収穫できるようがんばります。