ビニールの囲いを撤去
令和3年6月30日(水)
昨日・一昨日と大雨&強風でしたが、今日は雨が止んで曇りです。
トマトを囲ったビニールが崩落したり、飛んで行ったりをまた心配していましたが、今回も何とか無事でした。
過去記事で何度か説明していますが、雀がトマトをビニールで囲っている目的は「雨が当たることで、トマトの実が割れたり傷ついてしまうのを防ぐ」ためです。
試行錯誤しながら調整を重ねてきたこの囲い、梅雨明け頃に撤去する予定でしたが、今日、急遽撤去しました。
理由は以下の通りです。
- ビニールがボロボロになり過ぎて、さすがにもう限界なのでは?と思った。
- ビニールの囲いが崩落したり、吹き飛ばされてしまうのを、風雨の度に心配するのがもう嫌になった。
- 実が割れていない、傷の少ないトマトが少しずつ収穫できるようになってきた。
特に3つ目の理由が大きいです。
「手間と時間をかけてビニールで囲った成果かも?」と思ったりもしましたが、お隣りさんや周りの畑のトマトを見てみても、キレイな実が増えてきている様に見受けられます。
実際、お隣りさんに聞いてみたところ「私の畑でも最近、実が割れていない、傷の少ないトマトが収穫できるようになってきた。」とのこと。
因みに、トマトの成長に合わせてビニールで囲うようなことをしているのは雀だけです。
どうやら、実が割れていない、傷の少ないトマトが収穫できるようになってきた要因は茎・枝・根が成長してきて、丈夫な実が育つようになってきたことのようです。
もしまたトマトを露地栽培するなら?
もしまたトマトを露地栽培する機会があったら、雀はその時またトマトをビニールで囲うでしょうか?
答えはNoです。
その理由は、成長を少し待てばある程度キレイな実が自然に収穫できるようになるからです。
トマトの成長に合わせてビニールで囲っていき、風雨の度に補修する手間、最終的に撤収する手間、風雨の度に崩落や飛んで行ったりしないかを心配する心理的負担‥etcを考えると、まったく割に合わないと思います。
それに、トマトの成長はあっという間です。
5月2日に苗を植えて、収穫できそうなまでに育った実がほとんどが割れてしまっているのに気付いたのが6月中旬です。
それから今日まで約2週間、実に雨が当たるのを防ぐ為に試行錯誤してきましたが、結局、トマト自身の成長がすべてを解決してくれました。
結果論ですが、「トマトの茎・枝・根がある程度成長するまでは、トマトの実が雨に当たって割れてしまうのは仕方がない」と割り切るのが正解だったように思います。
まぁ、やってみて初めて分かるということはたくさんありますね。
本日(6月30日)の農作業・畑の様子

近隣の保育園児たちが芋掘りに来ていたようで、可愛らしい歓声を聞きながらの農作業。
トマトの芽かき&誘引、ナスの誘引を行いました。
因みに、囲いを撤去したおかげで、トマトの管理作業がとても楽になりました。^^;
そして、今日もごく少量ですが収穫できました。
(ミニトマト3個、ナス3本、ピーマン1個)
自分で育てた、収獲したばかりの超新鮮な野菜を毎日食べられるのは、とても豊かだと感じます。

3日前(6月27日)、トウモロコシの先端から穂がでてきたのを確認したのですが、すごく成長していて驚きました。

枝豆もスクスクと育っています。
注 : 画像奥の枝豆が5月2日にタネを植えたもので、手前が5月16日に植えたものです。収穫期が集中すると消費しきれなくなってりまうので、タネを蒔く時期をずらしています。
夏野菜は短期間で目に見えて成長していくので、畑に来るのが毎回楽しみです。
農作業というと「収穫」が楽しそうなイメージがありますが、日々、地道な管理作業をしながら野菜の成長過程を観察するのも楽しいですし、そうすることで収獲の喜びがより深くなっていきます。^^
追伸 : その後‥
7月4日(日)
6月30日以来、中3日あけての畑です。
この3日間、東京都三鷹市でも大雨が降っていましたが、ようやく小雨になったので畑に来ました。
多くのトマトが傷つき、割れています‥!!

ビニールの囲いをしていた時よりも明らかに傷ついて割れてしまう比率が増えています。
やはり、根茎枝の成長後でもビニールの囲いをしていたのはそれなりの効果があったようです。
囲いを撤去して改めてその効果を実感するというのは皮肉ですが‥。
しかしもう元には戻りません。
だって、ビニールの囲いを強化する程にハウス栽培に近付いてしますし、ハウス栽培のトマトは美味しくて安いのが近くの直売所でいつでも売っています。
雀はこれから「露地栽培のトマトは傷つき割れるもの」と割り切って育てていくことにします。
しかし、これだけ傷つき割れてしまうと、売り物にはなりませんな‥。
売り物ではないので良いのですけど‥。