昨日、東京では久しぶりに積雪がありましたが、今日は一転、晴天になりました。
援農日和!🌞
令和5年2月11日㈯
「東京縁農会」の方たちと一緒に「あらはた やさい学校」(東京都武蔵村山市)にお手伝いに行ってきました。
私、武蔵村山市には初訪問です!
あらはた やさい学校について
学校‥?なの?
校長先生は「荒幡 善政(あらはた よしまさ)」さんです。
そして、野菜が生徒たちになるそうです。
お察しの通り「あらはた やさい学校」は世間一般にいう「学校」ではありません。
いわゆる「農園」です。
校長先生と先生たち(スタッフの方たち)は、生徒たちが卒業するまで丹精込めて育てています。
生徒たちの卒業後の進路は「小売りが多い」そうですが、地域の学校給食・飲食店も進路先としてあるそうです。
循環型農業
「あらはた やさい学校」の特徴の一つに循環型農業があります。
地域の飲食店ででる生ゴミを回収して、発酵させて堆肥にして、畑に撒いています。
↓米ぬかと混ぜて発酵させています。

↓飲食店からでる生ゴミは中々の量!

卒業生が「生ゴミ」に姿を変えて再入学してきて、校長先生たちがまた美味しい野菜に育てあげて卒業させる。
これをグルグルと循環させているのです。
環境保全型農業であるのと同時に、地域の飲食店の方たちとのコミュニティ形成にもつながっています。
素晴らしいこの取り組み、私の身近な農園でもやってたような!💡
外部リンク:冨澤ファーム(東京都三鷹市)
サードプレイス的な役割も💡
校長先生の荒幡さんは、地域の小学校・中学校に行って農業についての授業をしたり、コロナ禍以前には職場体験として生徒たちを受け入れたりもされてきたそうですが、そうした公的な交流だけでなく、知り合いのお子さんで、少し元気をなくしてしまった子が私的に畑に来ることもあるそうです。
何をするでもなく、話をする訳でもなく、青空の下、畑で一緒に過ごすだけで、少し元気を取り戻してくれる子もいるそうで「そういうのは、やっぱり嬉しいですよね😊」とのこと。
善きかな、善きかな✨
私がやってみたいことの参考にすごくなりそう💡
お手伝いした内容
そうだ!
私たちが今日伺ったのは、農作業をお手伝いしに来たのでした!
長ネギの根を落として皮をむく
↓この生徒たちの進路は地域の学校給食だそうです。

しかし、この姿のままでは卒業させることはできません。

根を落として、皮をキレイに剥く必要があるのですが、その専用機がありました!
その使い方を、校長先生がちびっ子達にとても優しく、丁寧に教えていました。
ちびっ子達の活躍もあり、学校給食用として巣立つ生徒たち(24kg💡)が無事に卒業できる姿になりました✨

大根の片付け
冬が終わりつつあり、春はもうすぐそこです。
あらはたやさい学校でも、大根の季節はもう終わりました。
次の作物を植えなくてはいけないのですが、その前に片付けをする必要があります。
↓雪でぬかるんだ道を、一輪車に道具を乗せて運んでくれました。
畑に残った大根の片付けを始めたところ、何やら楽し気な声が聞こえてきました。
何をしているのでしょう?

近付いてみると‥、なんか斬新な遊びが始まってました!😆
みんなで楽しみつつ、片付けも無事に終わって、まだ食べられそうな大根の救出もできました。

↓お土産に頂いた大根と長ネギ

こんなに赤い大根は初めて見ましたが、「紅化粧」という品種だそうです。
ランチは村山うどん!
うどんは東京都武蔵村山市の名産品!✨
東京都武蔵村山市の名物「村山うどん」(別名:村山かてうどん)

江戸時代から武蔵村山市やその周辺で食べられていた伝統食で、武蔵野台地では古くから小麦の生産が盛んだそうです💡
この地域では「うどんが打てないと嫁に行けない」などと言われたこともあったそうですよ?
参照:TOKYOイチオシナビ
ちびっ子達も楽しく、仲良く😆
あらはたやさい学校の生徒たち(野菜)と、武蔵村山市産の小麦粉も使った団子汁を頂きました。
ちびっ子達が団子(?)にしてくれたのですが、すごーーく美味しくできました!✨
この二人(左6才・右2才)、何をするにもずっと一緒にいましたが、今日が初対面だったとか!😮
畑でできたお友だち✨
これからも仲良くしていってくれたら嬉しいな!
あらはたやさい学校の皆さん、東京縁農会の皆さん、とても楽しい体験をさせて頂き、本当にありがとうございました!
またぜひ伺わせて頂きたいです!
ブログをご覧になっている皆さんには、援農の楽しさと、都内にもこんな素敵な生産者たちがいることを、これからも伝えていけたらと思っています!